Formula NIPPON 2006 Rd.4 Race Report

日時:2006年7月9日 フォーミュラニッポン第4戦 決勝(鈴鹿サーキット)

ピットトラブル・・・悔しさだけが残るRD4
トラブルの中に見せた片鱗

今シーズン2度目の鈴鹿サーキットでRD4が開催されました。F1へとステップアップした山本選手に変わってルマン・チャンピオンの荒選手の参戦、またスーパーアグリF1のセカンドドライバーとして活躍していた井出選手の緊急参戦など多くの注目を浴びるラウンドとなり、観客席は多くのモータースポーツファンで盛り上がりました。

7月7日 (金) 第4戦 公式合同テスト
路面 DRY
 
梅雨真っ最中の鈴鹿ラウンドで第4戦直前のフォーミュラ・ニッポン公式合同テストが行われた。
この日は朝からどんよりとした空模様で雨が降る事を予感させる天候となった。
午前中のテストが行われた時には気温26度、路面温度28度と温度はそれほど暑くなかったもののじめじめした湿気のなか、ドライバーにとっては過酷なコンディションとなった。
 
午前9時15分、セッションが開始された。
セッション開始と同時に折目選手はコースイン。続いて道上選手もコースインしていった。
道上選手も折目選手も前回の鈴鹿のセットをたしかめるために精力的に周回を重ねた。天候はあいかわらずどんよりとした空模様で午後からは天候が雨に変わることを懸念して2セット目のニュータイヤを投入するチームも現れ始めた。TEAM 5ZIGENは午後の状態のデータも必要だったため午前中のセッションは1セットで終了した。
 
午後のセッションが開始されたのは、午後2時15分。
気温28度、路面温度33度と予想より変化が少ないコンディションとなった。セッション開始前より、小雨がパラつくようになった。路面状況としては難しいコンディションではあるが、決勝を意識すると、雨も降ることも予想されレースを見据えてのセッティングをすすめた。
5号車/6号車ともにバランンスも悪くなく、ほぼ明日の予選の方向性が決まり始めていた。


7月8日 (土) 第4戦 公式予選
路面 DRY
 
7月8日(土)の公式予選は前日の天候とは一転、本当に蒸し暑い天候の中行われた。前日からの予報では、雨も予想されていたが、その気配をまったく感じさせない天候となった。
 
1回目の予選が開始されたのは、午前9時55分。この時、気温30度、路面温度36度と先日のテストとまったく状況が違うコンディションとなった。
バランスのよかった金曜日のセットより、大きく変化させずにのぞんだはずがバランスがかなりオーバーになっており、昨日までのセットと予選日の状況の相性が極端に悪くタイムがあがらない状況が続き予選1回目が終了した。


午後1時45分、2回目の予選が開始された。太陽が真上にきており、夏日が気温を33度、路面温度44度にさせていた。
 
道上選手も折目選手もコースインしていったが、路面温度の上昇もあって、午前中のタイムも上回るマシンは少なかった。そんな中、道上選手/折目選手ともに車のバランスの状況は良くならず、折目選手が予選の序盤でスピンアウトを喫してしまう。
ここで折目選手の予選は終了した。道上選手は最後のニュータイヤを装着してコースイン。しかし、タイムを更新することもできず、21番のタイムで予選を終了した。折目選手はアタックすることもできず22番手のタイムで予選を終えた。


7月9日 (日) 決勝レース
路面 DRY
 
7月9日(日曜日)、予報では雨は降らないとされていたため今季初のドライでの決勝レースに多くのファンが観戦に訪れました。
午前のフリー走行では、昨日のセットからは大きく変更し確かめるように周回を重ねた。バランスもだいぶ良くなり、最高列からのスタートなので、道上選手/折目選手ともに違う作戦で決勝レースを想定してセットアップを行った。
 
決勝レース前になると空が次第に暗くなり始め、サポートレースのF3に終盤には雨が降り始めた。しかし、その雨もすぐに弱くなり、レインタイヤを履くような路面ではなく、セミウェット状態であった。急遽、フォーミュラ・ニッポンの決勝レース前に雨用のフリー走行の時間が10分間設けられた。
しかし、全車スリックタイヤでコースインしていった。決勝に向けての最終確認のセットアップが行われた。
 
午前中より車のバランスはよくなってきていたのも事実で、折目選手は松田選手/本山選手に次ぐ3番手の好タイムで周回を重ねていった。この折目選手の10分間のタイムには、決勝に向けての好調さが感じられた。道上選手も決勝レースが期待できる状態を確認できた。
このフリー走行の影響もあって25分遅れのスタートの時を迎えた。
 
レッドシグナルが点灯…
 
道上選手/折目選手ともにいいスタートを切った。
1周目を計測された時には、道上選手は16番手/折目選手は20番手とここから前を狙いながら積極的に周回を重ねていった。
しかしここで6号車折目選手のリアタイヤに違和感が感じられた。リアタイヤがバイブレーションし始め、コースに留るのも困難な状況となった。
 
13周目にピットインを予定していた道上選手が先にピットイン。チームからは折目選手は1周待つように指示が出された。しかし、不運にも無線のトラブルなのかその指示が折目選手に伝わっておらず、リアのタイヤを交換するためにピットインしてしまった。
折目選手がピットにたどり着いた時には、まだ道上選手のタイヤ交換を行っている最中で、メカニックもこの状況に焦りを感じ、道上選手のリアタイヤ交換でのまさかのミスをしてしまい、リスタート時にリア右後輪を脱落させてしまった。
この間に折目選手はピット作業枠に入り、リアのタイヤを交換してコースへと送り返した。
 
この後、道上選手を作業エリアまで戻し再度タイヤを装着させたが、長く放置してしまったためエンジンがオーバーヒートしてしまい、5号車は仕方なくピットへと一時的に納めた。コースに戻った折目選手もリアの状況が良くならず再度ピットイン。車両を確認するとリアタイヤにぐらつきが見られ、再度インパクトで締め直しこれが原因でおかしいものと判断しコースへと戻した。
しかし車のリアの違和感は改善されず、スプーンで痛恨のコースアウトをしてしまいレースを終えた。
 
レース終了後6号車を確認すると、ハブトラブルが原因と判明。
道上選手に関しては、レース途中より完走扱いも難しい状況となり、次戦へ向けてのセットアップへと切り替えデータ収集を行いレースを終了した。第4戦鈴鹿ラウンドでは、不運なトラブルが重なり、悔しさだけが残るレースとなった。しかし、こういったトラブル/ミスがなければ、入賞圏内近くでのレース展開は可能だったはず。次戦オートポリスこそ、ポイント獲得を目指します。

こうしてレース活動ができますのも、ご支援、ご協力くださいます皆様方のおかげです。
心から感謝申し上げるとともに、最善の結果を求めて努力することをお約束いたします。
今後ともご声援賜れますよう、重ねてお願い申し上げます。

Team5ZIGENのレース活動情報は以下のサイトでもご覧頂けます!
「ザクティ テレビ」
ムービーの楽しさを多彩なチャンネルで発信するムービーコミュニティ!
「デジカメ?ブログ」
デジタルムービーカメラ「Xacti」を使った撮影技術やレタッチポイントなどデジカメに関する情報を皆様にわかりやすくお伝えするBlogです。
※「ザクティテレビ」「デジカメ?ブログ」は三洋電機株式会社の運営するサイトです。
※三洋電機株式会社のデジカメ「Xacti」はTeam5ZIGENのサポーターです。