Formula NIPPON 2006 Rd.5 Race Report

日時:2006年8月6日 フォーミュラニッポン第5戦 決勝(オートポリス)

初開催/初走行 序盤より苦戦をしいられたオートポリスラウンド
復活の兆しを見せたRD5

例年この時期に開催されていた美祢サーキットがレーシングコースとしては閉鎖され、急遽代わりに このオートポリスで開催されることとなりました。フォーミュラ・ニッポン初開催ということで各チームも走行データが不足しており、6号車折目選手を始め、初めてオートポリスを走るドライバーも少なくはありません。
こういった状況の中で、白熱したレースが展開されました。

8月4日 (金) 第5戦 公式合同テスト
路面DRY
 
8月4日、オートポリスで初めてフォーミュラ・ニッポンのエンジンが響き渡りました。今回、フォーミュラニッポンが初開催という事で、データ不足や走行経験のないドライバーのためにも通常2時間の走行枠を倍の4時間に拡大されるという処置がとられました。

まず、6号車折目選手はコースに慣れるために、5号車道上選手は多くのセットアップデータを取得するために精力的に周回を重ねました。 この時、気温26度、路面温度35度というコンディションで始まった。6号車折目選手は初走行のコースにもかかわらず、午前中のセッションが終了する頃には、他のドライバーとそれほど変わらないタイムで周回を重ねていた。

今回よりホンダエンジンが新仕様になって投入され、マッピングの改善を基本に耐久性のマージンをとっていたのでハード的にも手入れをして攻めた仕様のエンジンということもあり、エンジンの調子はまずまずだった。4時間の長丁場の公式テストは、道上選手が8番手、折目選手が20番手でテストを終えた。 5号車道上選手もようやく復調の兆しが見え始めた。


8月5日 (土) 第5戦 公式予選
路面 DRY
 
前日に引き続き、夏空が広がるオートポリス。 予選開始時刻には気温28度、路面温度35度まで上昇していた。ドライバーにもタイヤにも厳しい状況の中で公式予選が始まった。

金曜日の公式テストでタイムアタックのシュミレーションは行っており、タイヤのグリップが持続するのが1周しかもたないということも各チームわかっており、セッション序盤にコースインするのは得策ではなく開始から10分が経過するまで、どのマシンもコースインしなかった。ここで6号車折目選手がコースイン。折目選手も2周ゆっくりあたため、タイムアタックに入った。しかし、このタイミングで高木虎之介選手がコースイン。 不運にも折目選手のアタック中に高木選手がアウトラップの最終コーナーでスピンストップ。 赤旗が提示された。
マシン回収が終わり、いよいよ多くのドライバーがコースインしていった。 道上選手も折目選手も残り10分のためのセットアップを行った。セッションが残り10分を切ると、道上選手も折目選手も2セット目のタイヤを投入した。 道上選手は、1コーナーで痛恨のミスを喫してしまい、12番手で1回目の予選を終えた。 折目選手も21番手には終わったが、挽回できないタイム差ではなく2回目の予選へ期待をつなげた。 2回目の予選が開始されたのは午後2時。

5号車道上選手も6号車折目選手もユーズドタイヤでコースインしていった。 セットアップを確認。午前中より路面状況もよくなりタイムアップが見込めた最後のアタックを5号車道上選手は残り7分まで待ってアタックに入った。タイムはこの時点では、午前午後との総合で6番手、しかしトヨタエンジン勢が最後にタイムを伸ばし、結果的には、5号車道上選手が総合11番手、6号車折目選手が総合22番手で予選を終えた。


8月6日 (日) 決勝レース
路面:DRY
 
世間の子供たちはは既に夏休み。国内最高峰のレース「フォーミュラ・ニッポン」が九州に初上陸という事で注目を集め、多くのモータスポーツファンがサーキットに駆けつけました。

マシンのセット的には悪くないものの予選で上位に着けれなかったことで作戦を大きく変更して燃料を積んでスタートすることを5号車/6号車とも選択した。午前中のフリー走行は、決勝をイメージしたシュミレーションに変更した。フォーメーションラップがスタートしたのが午後2時30分1周の隊列走行を終えて全車がグリッドに着くといよいよ64周先のゴールに向けてスタートが切られた。


道上選手/折目選手ともにいいスタートを切った。しかし、道上選手の前の平中選手がエンジンストール!平中選手にさえぎられ順位を上げることができなかった。先頭グループでは、フロントロウの2台が接触からのスピン。その後、ブノアトレルイエと接触などスタートで混乱する中、5号車は10番手、6号車は18番手でメインストレートへと戻ってきた。

6周目にはトップを走っていたロニークインタレッリにスタートの接触の際のペナルティー(10秒ストップ)が課せられた。周回も10周目にさしかかったところで、5号車のブレーキにトラブルが出始めた。熱によるフェードだと思れるが、このままレースを続行するしか選択肢はなかった。ブレーキの影響もあり、レースラップもあまりあがらなかった。

6号車折目選手はレースラップも悪くなく、周回を重ねていたが、12周目に3コーナーの立ちあがりでスピンを喫してしまう。不運にもこのスピンでエンジンをストールさせてしまい、6号車折目選手はここで レースを終えることとなった。


道上選手はなかなかラップタイムを上げることができない状況で24周目にピットに入った。 給油はせずにタイヤ4本交換で約8秒でコースへと送り返した。

第2スティントに入ると、レースラップのペースも上がり始めた。しかし、中盤の車郡のなかに入ってしまい、なかなか前を抜く事ができなかった。道上選手も最後まであきらめずに攻め続けたが、11番手でレースを終えた。

マシンの状態も悪くなかったのだが、予選順位で前に立てなかったことが悔やまれる。6号車折目選手はレース途中でエンジンストールしてレースを終えてしまったが、初めてのサーキットで得た経験も大きいと思われる。5号車道上選手も復調の兆しが見えはじめ、次戦富士ラウンドでは、ポイント圏内でレースができるようチーム一丸となって努力致します。

こうしてレース活動ができますのも、ご支援、ご協力くださいます皆様方のおかげです。
心から感謝申し上げるとともに、最善の結果を求めて努力することをお約束いたします。
今後ともご声援賜れますよう、重ねてお願い申し上げます。

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