Formula NIPPON 2006 Rd.6 Race Report

日時:2006年8月27日 フォーミュラニッポン第6戦 決勝(富士スピードウェイ)

ノーピット作戦も、我慢のレースを強いられる。
一時、4位までジャンプアップ!レースで見せた気迫。

全9戦のうち、すでに前回のオートポリスまでで5戦が終了しており、残すところ4戦となった。 8月26日〜27日には折り返しとなる第6戦が富士スピードウェイで行われた。今シーズン2度目の 富士ラウンドとなるが、1度目はペースカーに先導された周回でレースが成立してしまい、まったくレース をすることなく終えたことが思い出される。開幕戦より5ヶ月、実質のはじめての富士でのレースが開催された。

8月26日 (土) 第6戦 公式予選
路面DRY

土曜日の公式予選は、前日の公式テストの時とは違い、好天に恵まれた。
公式予選1回目のセッションは午前10時に開始される。この時、気温25℃、路面温度37℃という状態で始まった。

前日に雨が降ったために、路面の状態も良くなくセッションが開始してもコースインするマシンがほとんどなかったが、6号車折目選手、他土屋選手、ブノア選手と真っ先にコースインしていった。 ラップタイムが前日のトップタイムを上回り始めた頃、各車、次々とコースイン。

残り時間がなくなりだした頃には各ドライバーが2セット目のニュータイヤを投入し始めた。 午後からの天候が不安定なため午前中のセッションが重要視された。
道上選手/折目選手ともにトラクションが低くなかなかタイムを縮めることができなかった。

セットアップを進めながら徐々にマシンのバランスが良くなり始め、両車アタックに入った。5号車道上選手が1’30.086で14番手、6号車折目選手が1’30’363で17番手で1回目の予選を終えた。2回目の予選が開始されたのが午後2時。

天候が悪くなると心配された午後のセッションが、空は雲に覆われてはいたがそのままドライコンディションで行われた。道上選手/折目選手ともに路面状況を確かめるようにユーズドタイヤでコースイン。

ユーズドタイヤでセットアップを繰り返し、残り10分を切ったところで折目選手に4セット目のニュータイヤを投入。 その後、残り7分で道上選手も4セット目でアタックに入る。しかし、路面状態が良くなっていくのにトラクションが低く上手くニュータイヤで大幅なタイムアップができなかった。

午前中のタイムは上回ってはいるものの順位を落としてしまい、道上選手が20番手、折目選手が22番手で公式予選を終えた。







8月27日 (日) 第6戦 決勝
路面DRY

昨日の晩から雨が降り始め、サポートレースのF3などはWET宣言が出された状態でレースが開催された。しかしF3のレースが終わる頃には、雨もやみ始め、空も少し明るくなったように見えた。

当然路面は完全なウェット状態。ほぼ全車がレインタイヤでグリッドについた。TEAM5ZIGENは両車とも後方からのスタートのためチャンスをうかがった。ノーピット作戦をとった道上選手はかなりリスキーではあるが路面状況が好転すると読んでスリックタイヤでのスタートすることにした。

折目選手は軽めの燃料でレインタイヤでスタートし給油/タイヤ交換を行う作戦をとった。スタート前、グリッド上では、折目選手/松田選手/荒選手以外はフルタンクでのノーピット作戦をとった。

10分遅れでフォーメーションラップがスタート。22台のマシンが隊列走行に入り、路面は濡れていた状態でスリックタイヤを装着しているマシンもタイヤを温るためにマシンを左右へと動かす。 ポールの小暮選手はフォーメーションラップ中にスピンを喫しリタイヤ。小暮選手以外がグリッドに着いた。

ここでスタートが切られた。


メインストレートはエキゾーストノートと一緒に水しぶきで真っ白になった。 ここで6号車折目選手がいいスタートを見せた。レインタイヤを装着していたこともあり、視界の悪い中、1周目を終えてメインストレートに戻ってきた時には12台抜きの9番手というジャンプアップを見せた。

折目選手は、スリック勢より約3秒近く早いペースで追い上げた。4周目には、4番手まで順位を上げた。5号車道上選手は、スタートの混乱も無事切り抜け、1台ずつ前を抜いていき、5周目には16番手での走行が続いた。

これだけの台数が同じラインで走行を重ねていったため、思っていたよりも早く路面状況がドライに変わり始める。徐々にレインタイヤとドライタイヤのタイム差が縮まり始め、12周目にはタイムが入れ替わり、折目選手が遅れ始めた。6号車折目選手はタイヤも厳しくなり始め16周目にはピットイン。

この際、20秒の給油と4本ともスリックタイヤへと交換した。ピットロードの長い富士スピードウェイのロスタイムが響き、19番手でコースへと戻った。道上選手も燃料が軽くなるにつれて、マシンのバランスも良くなり始め、トップグループとラップタイムが変わらなくなってきていた。

コースが乾いていく状況の中、懸命に追い上げを行ったが、中盤の集団のペースがあがらずレコードライン以外はまだ濡れている所もあり、なかなか順位を上げることができない状況が続いた。

最終的には、道上選手が15番手、折目選手が17番手でチェッカーを受け2台とも完走は致しましたが、マシン熟成という点では厳しい状況ではございます。



道上選手のレースラップなどトップグループと変わらないタイムで周回を重ねており、予選順位をひとつでも上の順位からスタートすれば違ったレース展開っだったことも考えられます。

次戦、スポーツランドSUGOでは、巻き返しを図るべくチーム一丸となって戦ってまいります。


こうしてレース活動ができますのも、ご支援、ご協力くださいます皆様方のおかげです。
心から感謝申し上げるとともに、最善の結果を求めて努力することをお約束いたします。
今後ともご声援賜れますよう、重ねてお願い申し上げます。

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